13,900平米超の大規模開発と逆梁アウトフレーム工法の採用
ザ・パークハウス青砥は、三菱地所レジデンスと新日鉄都市開発(現・日鉄興和不動産)が共同で手掛けた総敷地面積13,900平米超、全528戸という葛飾区内でも屈指の大規模マンションです。2013年6月に竣工し、3棟構成の20階建てタワーが青戸7丁目の広大な敷地に建ち並んでいます。三菱地所が展開する「ザ・パークハウス」ブランドは「一生ものに、住む」をコンセプトに掲げており、長期的な住まいの価値を追求した設計と品質管理が特徴です。528戸というスケールは葛飾区のマンションとしてはトップクラスであり、大規模ならではのスケールメリットを活かした充実の共用施設と手厚い管理体制が実現されています。敷地の広さを活かしたランドスケープデザインは圧巻で、都市部のマンションとは思えない開放感が敷地全体に満ちています。
構造面では「逆梁アウトフレーム工法」を採用している点が特筆に値します。通常のマンションでは室内の天井に梁が出っ張りバルコニー側の柱が室内に食い込みますが、逆梁工法ではバルコニー側の柱と梁を住戸の外側に配置するため、室内空間に凹凸がなくすっきりとしたスクエアな間取りが実現できます。家具の配置がしやすく、部屋全体を無駄なく使えるのが大きなメリットです。さらに、隣住戸との境壁が重厚なコンクリート造となるため、遮音性能が格段に向上しています。住民からも「直床で騒音が心配だったが、住んでみると隣の家の音が全く気にならない」という驚きの声が寄せられており、構造設計の確かさが日々の暮らしの安心感に直結していることがわかります。
天井高2,580mmとゆとりある住空間の設計
住戸の天井高は2階から14階が2,580ミリメートル、15階以上が2,530ミリメートルに設定されており、一般的なマンションの平均値(2,400ミリメートル前後)を大きく上回る数値を確保しています。この天井高の余裕は日常生活の中で感じる開放感に直結しており、特にリビングダイニングでの滞在時間が長いファミリー世帯にとっては、空間の広がりを日々実感できる大きなメリットです。専有面積は64.95平米から97.70平米まで幅広い展開があり、3LDKを中心としたファミリー向けの間取りが主体となっています。逆梁構造の特性を活かしてバルコニー側にはハイサッシが採用されており、窓を通じて差し込む自然光の量が多く、室内は朝から夕方まで明るい状態が続きます。
収納計画にも十分な配慮がなされており、ウォークインクローゼットやシューズインクローゼットが設置された住戸タイプが多く、家族の持ち物をすっきりと整理できる設計です。リビングの柱の出っ張りがないため大型家具の配置も自由度が高く、インテリアコーディネートの幅が広がります。バルコニーは十分な奥行きがあり、テーブルと椅子を置いてアウトドアリビングのように使うことも可能です。中川沿いの立地を活かした眺望は特に上層階で見事で、春の桜並木や夏の花火大会を自宅から楽しめるという声も多く聞かれます。長く暮らすことを前提としたファミリー向けの住まいとして、構造・内装・収納・眺望のすべてにおいて高いレベルでバランスのとれた設計が施されています。
敷地内に広がる約4,500平米の「ファミリアムの森」
ザ・パークハウス青砥の敷地内に設けられた約4,500平米の広場状空地「ファミリアムの森(ファミリアムフォレスト)」は、このマンションのシンボルであり最大の財産ともいえる存在です。居住者同士の交流の場として、また地域住民にも開放されたコミュニティスペースとして、四季折々の植栽が楽しめる豊かな緑地空間が広がっています。ウェルカムガーデン、シンシアガーデン、シーズンズガーデン、ハーモニーガーデン、スプリングガーデンという5つのテーマガーデンがそれぞれ異なる植栽や設えで構成されており、敷地内を散策するだけでも気持ちのよい時間を過ごすことができます。都市部のマンション敷地内にこれだけの規模の緑地を確保している事例は稀であり、「マンションの敷地内でピクニックができる」という声は決して大げさではありません。
ファミリアムの森は単なる緑地ではなく、防災機能も組み込まれた多機能空間として設計されています。かまど機能付きスツールは平常時はベンチとして利用でき、災害時には座面を外すことで炊き出し用のかまどに変わります。応急用トイレも設置されており、大規模災害時に上下水道が停止した場合にも対応可能です。子どもたちにとっては日常の遊び場であり、住民にとっては散歩やガーデニングを楽しむ場であり、いざという時には防災拠点にもなるこの空間は、大規模マンションならではのスケールメリットを最も象徴的に表現しています。竣工から10年以上が経過し、植栽が成長して緑はさらに豊かさを増しており、時間とともに価値が深まっていく稀有な資産です。