2003年竣工の大阪市中央区を代表するタワーレジデンス
シティタワー大阪は2003年12月に竣工した地上50階・地下1階建ての超高層タワーマンションです。大阪市中央区瓦町一丁目に位置し、住友不動産が事業主として開発しました。総戸数357戸、施工は株式会社淺沼組が担当。「シティタワー」は住友不動産が展開する超高層タワーマンションブランドで、大阪市内ではその先駆けとなった物件です。間取りは1LDK〜4LDKで、専有面積は59.06㎡〜233.78㎡と幅広いプランが用意されており、シングルからファミリーまで多様な居住ニーズに対応しています。竣工から20年以上が経過していますが、住友不動産の管理品質により建物のコンディションは良好に保たれています。
スーパートラス架構とCFT柱による制振構造
シティタワー大阪の構造上の最大の特徴は、3つの先進技術を組み合わせた制振構造にあります。鉄骨造をベースに柱にはCFT造(コンクリート充填鋼管構造)を採用し、鋼管内部にコンクリートを充填することで柱の耐力と粘りを飛躍的に高めています。建物全体にはスーパートラス架構を導入し、巨大な鉄骨のトラス(三角形の骨組み)が建物を支える構造で外力に対する剛性を確保。さらにスロッシングダンパーと呼ばれる制振装置を設置し、屋上に設けた水槽の水の揺れ(スロッシング)で建物の揺れを吸収する仕組みです。この3つの技術が相まって、超高層ビル特有の風揺れや地震時の揺れを大幅に低減しています。
天井高約7mのグランドアトリウムと上質な共用空間
エントランスに一歩足を踏み入れると、天井高約7mの「グランドアトリウム」が広がります。吹き抜けの開放的な空間はホテルのロビーを思わせる迫力で、住友不動産タワーマンションのフラッグシップにふさわしい風格を備えています。メインエントランスにはコンシェルジュデスクが設けられ、クリーニング取次、宅配便の発送、タクシー手配、ハウスクリーニングの紹介など多彩なサービスが利用可能です。セキュリティはオートロック、防犯カメラに加え、管理スタッフによる日勤管理体制が敷かれています。
住戸内の充実した標準設備
各住戸にはディスポーザー、床暖房、ミストサウナが標準装備されています。ディスポーザーは生ゴミをキッチンの排水口で粉砕処理できる設備で、衛生面と利便性を向上させます。ミストサウナは浴室に温かい微粒子ミストを噴霧する設備で、リラクゼーション効果と美容効果があります。複層ガラスの採用により断熱性と遮音性を確保し、外部の騒音を室内に入りにくくしています。天井高は最大約2.6mと超高層タワーとしてはゆとりのある設計で、ワイドスパンの間取りにより実面積以上の開放感を感じられる住戸設計です。