南端の岬に立つランドマーク
芝浦アイランドケープタワーは、2006年12月竣工・地上48階建・総戸数1,095戸の大規模分譲タワーです。芝浦アイランド街区の最南端に位置し、三方を運河に囲まれた立地が「cape(岬)」の名の通り大きな開放感を生み出しています。建物高さは161mに達し、臨海部のスカイラインを形成するランドマーク的存在と位置付けられます。分譲は三井不動産をはじめとする6社の共同事業、施工は鹿島建設が担当し、大規模再開発の象徴棟として計画された点が特徴です。
トライスター型の眺望設計
平面はトライスター型と呼ばれる三方向に翼を伸ばす形状で、多くの住戸が南・東・西の開放面を確保しやすい設計です。低層のブラウンから中層のアースカラー、高層のホワイト・シルバーへと移行する3層グラデーションの外観は、街区の景観を整える意匠として計画されています。2層吹き抜けのエントランスホールや約3,400㎡のプライベートガーデンを備え、居住者の日常導線にゆとりを持たせた構成が採用されています。外観・足元まわりの統一感は、大規模タワーならではの魅力です。
鹿島のチューブ構造と住戸の幅
構造はRC造で、鹿島建設のHiRCチューブ構造とアウトフレームチューブ構造を組み合わせた設計が採用されています。外周フレームで水平力を受ける考え方により、住戸内に柱や梁を出しにくく、ワイドスパンの間取りを取りやすい点が特徴です。住戸は1Kから4LDK、専有面積は約44㎡から167㎡まで幅広く、単身からファミリー、広めの住み替え層まで受け止められるラインアップが用意されています。大規模タワーに求められる構造と住戸構成の両面に配慮された物件といえます。