タワマン調査レポート

貯蓄額と将来のお金の不安に関する300人調査

同年代より貯蓄が「少ない」と感じる人は81.3%。将来のお金に不安を感じる人は92.7%でした。

対象:全国の20〜60代の男女 有効回答数:300人 調査期間:2026年6月7日〜2026年6月14日

同年代の友人や同僚は、実際いくら貯めているのか。気になっているのに、仲がいいからこそ聞けない。そんな経験はありませんか?

株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口 梓美)は、全国の20〜60代の男女300名を対象に、「貯蓄額と将来のお金の不安」に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、同年代と比べて自分の貯蓄額が「少ないと思う」人は81.3%に上りました。さらに、貯蓄500万円台の層でも2人に1人が「少ない」と回答──貯蓄の不安が金額の多寡を超えて広がっている実態が浮かび上がりました。

2026年6月には日銀が政策金利を約31年ぶりの1.0%へ引き上げ、物価の上昇も続く「金利のある時代」。本調査では、実際の貯蓄額の分布から、不安の中身、家庭でのお金の会話まで、同年代の「貯蓄のリアル」を聞きました。

調査概要

調査名
貯蓄額・将来のお金に関するアンケート
調査対象
全国の20〜60代の男女
調査地域
全国
調査期間
2026年6月7日〜2026年6月14日
調査方法
インターネット調査
有効回答数
300人

回答者属性

回答者は全国の20〜60代の男女300人です。年代と世帯の状況は、公表されている人数と割合をそのまま掲載しています。

回答者の年代20代22.0%30代32.7%40代28.0%50代12.0%60代5.3%
回答者の年代(n=300)
数値表(n=300)
回答項目人数割合
20代66人22.0%
30代98人32.7%
40代84人28.0%
50代36人12.0%
60代16人5.3%
回答者の世帯状況夫婦+子ども36.3%親と同居24.0%単身17.3%夫婦のみ13.0%その他5.3%ひとり親+子ども4.0%
回答者の世帯状況(n=300)
数値表(n=300)
回答項目人数割合
夫婦+子ども109人36.3%
親と同居72人24.0%
単身52人17.3%
夫婦のみ39人13.0%
その他16人5.3%
ひとり親+子ども12人4.0%

調査結果サマリー

  1. 同年代と比べて自分の貯蓄額が「少ないと思う」人は81.3%——全年代で8割前後
  2. 貯蓄500万円台でも50.0%、1,000万円以上でも24.0%が「少ない」と回答。実際の中央値ゾーンは「100〜299万円」
  3. 将来のお金に不安を感じる人は92.7%。1位は「年金だけで老後の生活が成り立つか」(34.7%)

【結果1】現在の個人の貯蓄額

現在の個人の貯蓄額0円(貯蓄なし)11.7%1〜49万円21.3%50〜99万円11.3%100〜299万円23.3%300〜499万円13.3%500〜999万円10.7%1,000万円以上8.3%
現在の個人の貯蓄額(n=300・単一回答・割合のみ公表)
数値表(n=300・単一回答・割合のみ公表)
回答項目割合
0円(貯蓄なし)11.7%
1〜49万円21.3%
50〜99万円11.3%
100〜299万円23.3%
300〜499万円13.3%
500〜999万円10.7%
1,000万円以上8.3%

テレビやSNSで語られる「平均貯蓄額」は一部の高額層に引き上げられがちですが、実際の分布は大きく異なることが分かります。

100万円未満の合計は44.3%、300万円未満までは67.7%。中央値は「100〜299万円」ゾーンです。

年代別の100万円未満は、20代75.8%、30代34.7%、40代36.9%、50代41.7%でした。

年代別の貯蓄額の完全な分布表と、「1,000万円以上」と答えた25人の内訳・年代構成は、元資料の調査結果全文で案内されています。

元資料では人数非公表

【結果2】同年代と比べた自分の貯蓄

同年代と比べた自分の貯蓄かなり少ないと思う56.0%やや少ないと思う25.3%同じくらいだと思う11.0%やや多いと思う6.3%かなり多いと思う1.3%
同年代と比べた自分の貯蓄(n=300・単一回答・割合のみ公表)
数値表(n=300・単一回答・割合のみ公表)
回答項目割合
かなり少ないと思う56.0%
やや少ないと思う25.3%
同じくらいだと思う11.0%
やや多いと思う6.3%
かなり多いと思う1.3%

ただし、貯蓄額の平均は一部の高額層に引き上げられるため、多くの人が平均を下回ること自体は自然に起こります。

それでも多くの人が「少ない」と感じるのは、他人の貯蓄額はふだん見えにくく、SNSやメディアで目にするうまくいっている話のほうが記憶に残りやすいからかもしれません。

言い換えれば、「自分だけが少ないのでは」と感じている人こそ、実は多数派だといえます。

「少ない」計は81.3%。年代別では20代80.3%、30代79.6%、40代81.0%、50代88.9%でした。

元資料では人数非公表

【結果3】貯蓄額別「同年代より少ないと思う」割合

では、貯蓄がある人は安心しているのでしょうか。貯蓄額別に「同年代より少ないと思う」割合を見ると、意外な結果が出ました。

貯蓄額別「同年代より少ないと思う」割合100万円未満96.2%100〜299万円95.7%300〜499万円67.5%500〜999万円50.0%1,000万円以上24.0%
貯蓄額別「同年代より少ないと思う」割合(貯蓄額帯ごとの回答者(1,000万円以上のみn=25、他は人数非公表)・割合のみ公表)
数値表(貯蓄額帯ごとの回答者(1,000万円以上のみn=25、他は人数非公表)・割合のみ公表)
回答項目割合備考
100万円未満96.2%
100〜299万円95.7%
300〜499万円67.5%
500〜999万円50.0%
1,000万円以上24.0%n=25のため参考値

貯蓄への不安は金額だけでは解消されず、年齢・家族構成・将来の支出見込み・周囲との比較といった「先の見えなさ」に根ざしていることがうかがえます。

1,000万円以上はn=25のため参考値です。

元資料では人数非公表(1,000万円以上の母数n=25のみ公表)

【結果4】将来のお金への不安

将来のお金への不安とても不安を感じる63.0%やや不安を感じる29.7%
将来のお金への不安(n=300・単一回答・リリース記載値)
数値表(n=300・単一回答・リリース記載値)
回答項目割合
とても不安を感じる63.0%
やや不安を感じる29.7%

「とても不安を感じる」と「やや不安を感じる」を合わせた不安計は92.7%でした。

元資料では人数非公表

【結果4】最も不安なこと

最も不安なこと年金だけで老後の生活が成り立つか34.7%物価の上昇に収入が追いつかない29.7%収入が減る・仕事がなくなること12.0%子どもの教育費が足りるか10.3%病気・介護で大きな出費が発生すること4.7%親の介護や実家の管理3.7%特に不安はない2.3%住宅ローンの返済1.3%その他1.3%
最も不安なこと(n=300・単一回答)
数値表(n=300・単一回答)
回答項目割合
年金だけで老後の生活が成り立つか34.7%
物価の上昇に収入が追いつかない29.7%
収入が減る・仕事がなくなること12.0%
子どもの教育費が足りるか10.3%
病気・介護で大きな出費が発生すること4.7%
親の介護や実家の管理3.7%
特に不安はない2.3%
住宅ローンの返済1.3%
その他1.3%

老後資金と物価上昇という「自分の努力だけではコントロールしにくい要因」が全体の6割超を占めました。

金利や物価が動く時代に入り、家計の見通しの立てにくさが不安の中心になっています。

元資料では人数非公表

【結果5】毎月の貯蓄状況

毎月の貯蓄状況貯蓄する余裕がない34.7%毎月決まった額を貯蓄している32.7%余った分だけ貯蓄している18.3%特に意識していない10.0%ボーナス時など不定期に貯蓄している4.3%
毎月の貯蓄状況(n=300・単一回答)
数値表(n=300・単一回答)
回答項目割合
貯蓄する余裕がない34.7%
毎月決まった額を貯蓄している32.7%
余った分だけ貯蓄している18.3%
特に意識していない10.0%
ボーナス時など不定期に貯蓄している4.3%

貯蓄への自信の差は、金額そのものより「毎月の貯蓄習慣があるかどうか」と結びついている可能性があります。

「少ないと思う」人では「貯蓄する余裕がない」42.2%、「多いと思う」人では「毎月決まった額を貯蓄している」60.9%でした。

元資料では人数非公表

【結果6】貯蓄の主な目的

貯蓄の主な目的老後の生活資金59.3%病気やケガなど万一の備え44.0%旅行・趣味など楽しみのため32.3%子どもの教育費28.0%特に目的はないがなんとなく14.0%車の購入・維持費10.0%結婚・出産などライフイベントの備え9.3%住宅の購入・ローンの頭金6.0%転職・独立など仕事の変化への備え5.7%
貯蓄の主な目的(n=300・複数回答)
数値表(n=300・複数回答)
回答項目割合
老後の生活資金59.3%
病気やケガなど万一の備え44.0%
旅行・趣味など楽しみのため32.3%
子どもの教育費28.0%
特に目的はないがなんとなく14.0%
車の購入・維持費10.0%
結婚・出産などライフイベントの備え9.3%
住宅の購入・ローンの頭金6.0%
転職・独立など仕事の変化への備え5.7%

年齢とともに、貯蓄の意味が「楽しみ」から「生活防衛」へと変わっていく様子が表れています。

20代のみ「旅行・趣味など楽しみのため」43.9%が最多。30代以降は「老後の生活資金」が最多で、40代・50代は7割超でした。

複数回答のため、割合の合計は100%を超える場合があります。

元資料では人数非公表

【結果7】貯蓄を増やすためにしていること

貯蓄を増やすためにしていること食費の節約49.7%副業・スキマバイトで収入を増やす49.3%ポイ活・キャッシュレス還元の活用49.3%固定費(通信費・保険・サブスクなど)の見直し47.0%新NISAなどの投資・資産運用36.3%外食・嗜好品を減らす31.0%不用品をフリマアプリで売る23.3%先取り貯金・自動積立13.7%特に何もしていない5.7%その他1.3%
貯蓄を増やすためにしていること(n=300・複数回答)
数値表(n=300・複数回答)
回答項目割合
食費の節約49.7%
副業・スキマバイトで収入を増やす49.3%
ポイ活・キャッシュレス還元の活用49.3%
固定費(通信費・保険・サブスクなど)の見直し47.0%
新NISAなどの投資・資産運用36.3%
外食・嗜好品を減らす31.0%
不用品をフリマアプリで売る23.3%
先取り貯金・自動積立13.7%
特に何もしていない5.7%
その他1.3%

「支出を減らす」だけでなく、副業・ポイ活・投資といった「収入・資産を増やす」行動がほぼ同率で並んだのが特徴です。

貯蓄額100万円未満の層では「副業・スキマバイト」(52.6%)が、300〜499万円の層では「新NISAなどの投資・資産運用」(60.0%)が最多となり、貯蓄のステージによって打ち手が変わる様子が見られました。

貯蓄100万円未満層は「副業・スキマバイトで収入を増やす」52.6%が最多、300〜499万円層は「新NISAなどの投資・資産運用」60.0%が最多でした。

複数回答のため、割合の合計は100%を超える場合があります。

元資料では人数非公表

【結果8】身内とのお金の話

身内とのお金の話必要な時だけ話す55.0%ほとんど話さない28.7%定期的に話し合っている16.3%
身内とのお金の話(n=300・単一回答)
数値表(n=300・単一回答)
回答項目割合
必要な時だけ話す55.0%
ほとんど話さない28.7%
定期的に話し合っている16.3%

同年代との比較は8割が気にしている一方で、身近な家族とお金の話を定期的にしている人は6人に1人。「気になるのに、誰とも話せない」のが日本の貯蓄事情の実像のようです。

元資料では人数非公表

自由回答の紹介

自由記述では、同年代の貯蓄額への関心と、聞きづらさを訴える声が多く見られました。(一部抜粋)

自由記述(原文ママ)

「同年代が実際にいくら貯蓄しているのか、具体的な金額がわからないのがずっと気になっています。自分が多いのか少ないのか基準がなく、収入もそこまで高くないため貯金できる額にも限界があると感じています。」

「物価が上がり続けている中で、思うように貯められない月もあり、みんなはどうやってやりくりしているのか知りたいです。」

「周りがどのくらい貯蓄しているのかは正直気になっています。ただ仲良いからこそ聞けないし、聞いてショックを受けたくないです。」

「毎月の給料が入ったら、先に一定額を貯金口座へ移す『先取り貯金』をしています。残ったお金の範囲で生活するようにしているため、無理なく貯金を続けられています。」

「先取り貯金と新NISAの積立を続けていますが、子どもの教育費が今後いくら必要になるのか、今のペースで足りるのかが常に気になっています。」

まとめ

今回の調査で明らかになったのは、貯蓄額そのものより、「自分だけが少ないのではないか」という見えない比較の不安が全年代に広がっている実態です。

実際の分布を見れば、貯蓄100万円未満は44.3%と決して少数派ではなく、「貯蓄する余裕がない」も3人に1人でした。

貯蓄額は収入、家族構成、住居費、教育費などで大きく変わるため、他人との単純比較で測れるものではありません。

金利や物価が動く時代だからこそ、SNS上の「見えない誰か」ではなく、実際の分布データと自分の生活設計を基準に、無理のない貯蓄習慣を見直すことが重要だと考えられます。

データの注意事項

割合は小数第1位で四捨五入しているため、内訳の合計と100%が一致しない場合があります。複数回答の設問は合計が100%になりません。

本調査はインターネット利用者を対象とした任意回答の調査であり、公的統計とは対象・手法が異なります。数値は本調査回答者内での傾向としてご覧ください。

貯蓄額別の設問は貯蓄額帯ごとの回答者が分母です。1,000万円以上はn=25のため参考値で、他の貯蓄額帯の人数は公表値から補完していません。

免責

本レポートは当社による自社調査です。インターネットによる任意回答であり、回答者の属性や回答環境による標本の偏りを含みます。

調査時点の回答者内での傾向を示すものであり、社会全体の貯蓄状況や将来不安を示すものではありません。

調査主体・引用転載について

株式会社AZWAYは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を理念に、ライフスタイル領域のメディア運営および不動産事業を展開しています。

近年は最新AIを軸に、暮らしと住まいの課題を解決する新サービスの企画・開発・提供に取り組んでいます。不動産、暮らし、AIを掛け合わせることで、提案から意思決定までの体験をアップデートし、よりスマートで納得感のある住まい選びの実現を目指します。

会社名
株式会社AZWAY
代表者
代表取締役 井口 梓美
所在地
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-13-2 Primegate高田馬場5階
設立
2016年9月

本リリースの調査結果・グラフは、出典を明記のうえご自由にご利用いただけます。

引用の際は、「株式会社AZWAY調べ」と明記し、以下のURLへのリンク設置をお願いいたします。
https://tawaman.jp/research/savings-and-money-anxiety-2026.html

出典表記:株式会社AZWAY調べ

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