南池袋に建つ複合用途タワー
池袋パークタワーは、1999年11月竣工・地上23階・地下1階建ての複合用途タワーです。事務所・共同住宅・店舗を一棟にまとめる構成で、東京都の総合設計制度を活用して計画された建物として記録されています。総戸数は124戸で、現代の超大型タワーとは異なる中規模の住戸構成です。池袋駅東口南側の既成市街地に建つ希少な高層分譲マンションとして位置付けられる物件といえます。建物高さは約78.65m、敷地面積は約1,794㎡で、街区にゆとりを持って収まる塔状のボリュームが特徴です。
三井不動産系の事業者構成
旧分譲は三井不動産・伊藤忠商事・財形コーポレーションの3社で、施工は熊谷組、設計は盟建築設計事務所が担当しています。事業主・施工・設計の各者が複数ソースで一致して確認できる点は、築年を経た物件を検討するうえで安心材料といえます。管理は三井不動産レジデンシャルサービスが担い、分譲から運用まで三井不動産系のグループで一貫している点も特徴です。総合設計制度の枠組みで計画された経緯から、敷地内空地や用途構成に公共的配慮が組み込まれている建物と位置付けられます。
RC造一部S造と新耐震の構造
構造はRC造、一部S造で、新耐震基準の適合表記が確認できる物件です。免震・制震構造の公式記載は確認できませんが、築年を経たなかでも管理履歴を追える点が評価できます。2010年頃には建物診断業務の実績、2013年10月から2014年4月にかけては大規模修繕工事の実施記録が外部公開されており、外壁修繕・塗装・屋上防水・バルコニー床防水など計画的な維持管理が行われてきたことを確認できます。長期保有を検討する際の維持管理状況の把握に役立つ要素です。