目黒川沿いの中規模タワーレジデンス
ライオンズタワー目黒川は、株式会社大京が分譲し戸田建設が施工した2013年11月竣工、地上23階・地下2階建・全75戸の都心型タワーです。敷地面積711.12㎡・延床面積7,357.08㎡という比較的コンパクトな街区に建ちながら、サクラ色タイルと御影石基壇によるファサードで目黒川沿いの景観に溶け込む設計が採用されています。大規模タワーとは異なるブティック型の規模感が、落ち着いた住環境を求める層に支持される要素です。
狭小敷地に挑んだ構造設計
建物は鉄筋コンクリート造で、超高層建築物として時刻歴応答解析・大臣認定を取得しています。塔状比5.1という高い数値に対し、TO-PSP工法とTO-SCW工法を採用することで構造性能を確保した点は、施工会社の技術レポートでも紹介されている特徴です。免震・制震の公式明示はないものの、二重床・二重天井や149mm乾式耐火遮音間仕切りなど、居住性に直結する仕様が整えられている点が安心材料といえます。
全邸角住戸の希少な住戸構成
住戸構成は1LDKから3LDK、専有面積44.91〜82.12㎡と幅があり、単身者からファミリーまでを受け入れる設計です。3〜14階は1フロア4邸、15〜23階は1フロア3邸という構成で、全75戸が角住戸として計画されている点が大きな魅力です。アウトフレーム構造によって室内の柱型が抑えられ、開口部を広く取りやすい設計と組み合わせることで、各住戸が等しく採光や通風を得やすい住まい方が見込まれます。